「MORYA」で取り扱いの革の種類と特徴ついて 【 守屋で扱う革素材をメインに革の種類と特徴 】 革には様々な種類がありますが、実際どんな種類があるのか、どんな特徴があるのかをできるだけ簡潔にして解説いたします。 また、その革はどんな形で商品になっているのか対象となるアイテムの型番も追記していますので商品詳細ページでご覧になってみてくだい。 1.牛革 牛革とはその名の通り、牛の素材であり、革の流通の8割を占めるほど最も多く使用される代表的な素材です。 バッグや靴・財布・ベルト・ウェアなど多くのアイテムで使用されています。 守屋でも大半の財布・革小物・ベルトで使用しています。 ■特徴 1.丈夫で耐久性がある 2.世界的に最も革の流通量が多い <牛革の月齢による素材に違い> カーフ 生後6か月以内の仔牛の革。表面のきめ細やかさがあり、傷も少ないため、高級素材とされている。革は小さいため大きいアイテムには使えない。 キップ カーフとステアの中間の素材で両方の特徴をそれぞれ持ち合わせている。カーフに比べ滑らかさはなくなるが、その分、耐久性をもち、用途として汎用性が高い。 ステア 生後3か月~6か月の間に去勢されたオス牛の革。強度ではこの成牛が一番で最も使用されている素材。 守屋のブランドの中ではミカドやアクアスキュータムなどのベルトやお財布などに牛革のカーフやキップ素材を使用しています。表面のきめ細やかさから高級感を感じられます。 2.豚革 豚革は唯一すべての日本国内で自給できる革になります。また、海外にも輸出しているほどです。 日本では牛革などに比べ、ランクの低い革とされている現状がありますが、ヨーロッパなどでは高級な革素材としてされています。 ■特徴 1.牛革より軽く、通気性がよい 2.摩擦に強い 3.表面に3つ1組の特徴的な毛穴がある 豚革は摩擦に強く、軽いため、主に鞄のライニングや靴の底敷き、ベルトでは裏革によく使われています。 マンシングのベルトの裏やお財布の内素材などで使用しています。 3.鹿革 日本では昔から武具や衣類などに使われていた歴史があり、なじみのある素材です。 革の手触り感から革のカシミヤとも呼ばれています。 身近のところでは、車の車体磨き用やレンズを磨く用でおなじみのセーム革も鹿革です。 ■特徴 1.柔らかく手触り感が良い 2.軽くて丈夫 3.きめ細かく、通気性がいい 鹿革アイテムをみてみる ●アクアスキュータムの革小物 「リッチモンド」シリーズ ●アクアスキュータムベルト AQ-712017 / AQ-412012 ●ミカドベルト MK-316016 ●マンシングウェアの革小物 「鹿革」シリーズ 4.馬革 馬革は一般的に大きく3つに素材名称での区分けします。(厳密には他もありますが、ここでは割愛します。) ■特徴 1.軽くて薄く柔らかい 2.薄いが強度がある < 馬革の種類 > コードバン 密で強度があり、磨くと上品な光沢がでて、高級感あるレザーとなる ホースヌメ 植物タンニン鞣しの革で革らしい表情を楽しめる。シワなどを生かした個性的なレザー。 ポニー 147cm以下の小さな馬の革。軽くて柔らかな手触り。牛革の半分ほどの重さ。 コードバンアイテムを見てみる】 ●ミカド革小物:ベルト 「水染めコードバン」シリーズ ●MK-0180119 ラッカー仕上げ 【ポニーレザーを見てみる】 ●ノストロアテュー革小物 「ポニーワックス」シリーズ 「イントレチャート」シリーズ 5.羊革 生後1年以上経過した大人の羊の革です。月齢によりラムスキンなどもあります。 柔らかいのでレザージャケットやレザーパンツ・手袋などの衣類等にもよく使用されている素材でもあります。 ●特徴 1.皮革の中でも滑らかさがある 2.革とは思えない軽さと柔らかさ 3.牛革などに比べると耐久性に劣る 【羊革を見てみる】 ●アクアスキュータムの革小物 「メルローズ」シリーズ 6.トカゲ革 トカゲ革は主にリザードと言われ、クロコダイルと並んでエキゾチックレザーの代表格です。革は小さいので革小物やお財布、ハンドバッグ、時計ベルトなどのアイテムで使用されています。 トカゲの種類は3000種以上もいると言われていますが、革の製品で使用されるトカゲはわずかな数種類です。よってそれほど革製品としては希少性があります。 ●特徴 1.細かい粒のそろった美しい鱗模様 2.希少性のある高級レザー 3.耐久性に優れている リザードアイテムを見てみる】 ●ミカドベルト MK-725026 7.ワニ革 品質表示上では、ワニ革としておりますが、クロコダイルでの名称が革製品では一般的かと思います。 爬虫類の革の中でも最高級とされているクロコダイルレザー。クロコダイルはワニ革では、4種類のみに分けられます。 【クロコダイルの種類】 1.イリエワニ 通称「ポロサス」や「スモールクロコ」ともいわれています。世界的にも希少で人気のクロコダイル。 2.ナイルクロコ イリエワニよりウロコは少し大きいですが、細かくきれい。世界的にも需要があり、日本でもポピュラーです。 3.ラージクロコ ウロコが大きいクロコダイルです。ニューギニア島に生息するワニで日本では古くから使用されている。 4.シャムワニ イリエワニとラージクロコの中間の大きさなのが特徴。 クロコダイルアイテムを見てみる ミカドベルト MK-7700119 (ラージクロコ マット仕上げ) MK-770016 (ラージクロコツヤ仕上げ) 8.サメ革 サメ革は牛革などと比べ、メジャーではありませんが他の革とは違う個性が際立つ素材です。 サメ革は日本産では主に宮城県の気仙沼で水揚げされるヨシキリザメが多く使用されています。 海外に目を向けるとイタチザメやホオジロザメなどがサメ革としての素材で使用されています。 ●特徴 1.大き目の独特な美しいシボ模様 2.海の生物なので水気に強い 3.摩擦に強く丈夫 サメ革をアイテムをみる ●ミカドベルト MKB-725016 9.床革 床革とは革の2層目にあたる部位をいいます。 床革は繊維が荒く、薄いため、商品よってはポリウレタン樹脂を表面に張って加工し、耐久性をもたせている素材です。 本革は革の最表面の層「銀面」のある革のことを指します。 この銀面があることで革本来の風合いがあり、丈夫で耐久性があります。 分かりやすく言うと、本革と合成皮革の両方の特徴をもった中間の素材と言えます。 ●特徴 1.表面がポリウレタン樹脂でコーティングされている分、耐水性はある 2.本革に比べ、耐久性はない 3.メンテナンスが簡単で色落ちもしにくい *主に守屋の商品では、ベルトの裏素材で使用しています。 本革よりは耐久性面で劣りますが、傷つきづらく、汚れづらく、色落ちがしにくいなどのメリットを生かし、取り入れています。 10.合成皮革 布地などに合成樹脂(ポリ塩化ビニールやポリウレタン)でコーティングし、表面を天然皮革に似せたものをいいます。 表面感は革の雰囲気を感じられますが、においや肌触り、馴染み感などは本革とはやはり違います。 ●特徴 1.人工的なので耐久性はない 2.水をはじき、汚れにくい 3.安価だが、長持ちはしない *お財布の一部に取り入れたり、低価格のベルトの裏素材に取り入れたりしています。
【 守屋で扱う革素材をメインに革の種類と特徴 】
革には様々な種類がありますが、実際どんな種類があるのか、どんな特徴があるのかをできるだけ簡潔にして解説いたします。
また、その革はどんな形で商品になっているのか対象となるアイテムの型番も追記していますので商品詳細ページでご覧になってみてくだい。
1.牛革
牛革とはその名の通り、牛の素材であり、革の流通の8割を占めるほど最も多く使用される代表的な素材です。
バッグや靴・財布・ベルト・ウェアなど多くのアイテムで使用されています。
守屋でも大半の財布・革小物・ベルトで使用しています。
■特徴
<牛革の月齢による素材に違い>
守屋のブランドの中ではミカドやアクアスキュータムなどのベルトやお財布などに牛革のカーフやキップ素材を使用しています。表面のきめ細やかさから高級感を感じられます。
2.豚革
豚革は唯一すべての日本国内で自給できる革になります。また、海外にも輸出しているほどです。
日本では牛革などに比べ、ランクの低い革とされている現状がありますが、ヨーロッパなどでは高級な革素材としてされています。
■特徴
豚革は摩擦に強く、軽いため、主に鞄のライニングや靴の底敷き、ベルトでは裏革によく使われています。
マンシングのベルトの裏やお財布の内素材などで使用しています。
3.鹿革
日本では昔から武具や衣類などに使われていた歴史があり、なじみのある素材です。
革の手触り感から革のカシミヤとも呼ばれています。
身近のところでは、車の車体磨き用やレンズを磨く用でおなじみのセーム革も鹿革です。
■特徴
鹿革アイテムをみてみる
●アクアスキュータムの革小物
「リッチモンド」シリーズ
●アクアスキュータムベルト
AQ-712017 / AQ-412012
●ミカドベルト
MK-316016
●マンシングウェアの革小物
「鹿革」シリーズ
4.馬革
馬革は一般的に大きく3つに素材名称での区分けします。(厳密には他もありますが、ここでは割愛します。)
■特徴
< 馬革の種類 >
コードバンアイテムを見てみる】
●ミカド革小物:ベルト
「水染めコードバン」シリーズ
●MK-0180119
ラッカー仕上げ
【ポニーレザーを見てみる】
●ノストロアテュー革小物
「ポニーワックス」シリーズ
「イントレチャート」シリーズ
5.羊革
生後1年以上経過した大人の羊の革です。月齢によりラムスキンなどもあります。
柔らかいのでレザージャケットやレザーパンツ・手袋などの衣類等にもよく使用されている素材でもあります。
●特徴
【羊革を見てみる】
●アクアスキュータムの革小物
「メルローズ」シリーズ
6.トカゲ革
トカゲ革は主にリザードと言われ、クロコダイルと並んでエキゾチックレザーの代表格です。革は小さいので革小物やお財布、ハンドバッグ、時計ベルトなどのアイテムで使用されています。
トカゲの種類は3000種以上もいると言われていますが、革の製品で使用されるトカゲはわずかな数種類です。よってそれほど革製品としては希少性があります。
●特徴
リザードアイテムを見てみる】
●ミカドベルト
MK-725026
7.ワニ革
品質表示上では、ワニ革としておりますが、クロコダイルでの名称が革製品では一般的かと思います。
爬虫類の革の中でも最高級とされているクロコダイルレザー。クロコダイルはワニ革では、4種類のみに分けられます。
【クロコダイルの種類】
クロコダイルアイテムを見てみる
ミカドベルト
MK-7700119
(ラージクロコ マット仕上げ)
MK-770016
(ラージクロコツヤ仕上げ)
8.サメ革
サメ革は牛革などと比べ、メジャーではありませんが他の革とは違う個性が際立つ素材です。
サメ革は日本産では主に宮城県の気仙沼で水揚げされるヨシキリザメが多く使用されています。
海外に目を向けるとイタチザメやホオジロザメなどがサメ革としての素材で使用されています。
●特徴
サメ革をアイテムをみる
●ミカドベルト
MKB-725016
9.床革
床革とは革の2層目にあたる部位をいいます。
床革は繊維が荒く、薄いため、商品よってはポリウレタン樹脂を表面に張って加工し、耐久性をもたせている素材です。
本革は革の最表面の層「銀面」のある革のことを指します。
この銀面があることで革本来の風合いがあり、丈夫で耐久性があります。
分かりやすく言うと、本革と合成皮革の両方の特徴をもった中間の素材と言えます。
●特徴
*主に守屋の商品では、ベルトの裏素材で使用しています。
本革よりは耐久性面で劣りますが、傷つきづらく、汚れづらく、色落ちがしにくいなどのメリットを生かし、取り入れています。
10.合成皮革
布地などに合成樹脂(ポリ塩化ビニールやポリウレタン)でコーティングし、表面を天然皮革に似せたものをいいます。
表面感は革の雰囲気を感じられますが、においや肌触り、馴染み感などは本革とはやはり違います。
●特徴
*お財布の一部に取り入れたり、低価格のベルトの裏素材に取り入れたりしています。